はじめに

このサイトについて

「樺太日和」について

はじめまして。「樺太日和」へ、ようこそおいで下さいました!
このサイトを管理しております「雪の字」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、このサイトでは、日本統治下の樺太と、ちょっと懐かしい「昭和の日本」を描いてゆきたいと思っております。
また、樺太が好きな方、樺太に関心を持っておられる方のために、樺太についての様々な情報を紹介してゆきたいとも考えております。
内容としては、主に昭和初期の樺太の様子を中心に扱って参りますが、「もしも、戦争がなかったら…」という仮定をもとにした「昭和末期〜平成の樺太」を扱う場合があります。
そのような内容について不快に感じられる方がおられましたら、ページを閲覧なさらないよう、お願いいたします。
また、当サイトは、あくまでも個人的な趣味の一環として運営しているものです。特定の人物、団体、及び政治的、思想的内容を擁護或いは攻撃する等の意図は一切ありません。侵略、戦争責任、領土問題などの政治的問題を扱う運動、団体とも一切無関係です。

また、特に明記してある場合を除き、当サイトで使用している画像、データ等はすべて独自に作成したものです。転載を禁じます。

なお、当サイトは、モニタサイズ1024×768、フルカラー表示を前提に作成いたしておりますが、他の解像度、色数でも問題なくご覧になれるよう心がけております。表や画像が見づらい場合は、サイドバー(エクスプローラバー)を閉じるか、小さくしてみて下さい。
動作確認はSeaMonkey 1.1及びFirefox 2.0、InternetExplorer6.0(いずれもOSはWindows98およびWindowsXP)にて行っております。
これ以外のOS、ブラウザでは、正常に表示されない可能性があります。ご注意下さい。
なお、表示にJava Scriptは使用しておりません。

以上の点をご理解下さり、今後とも当コンテンツをご愛顧頂ければ幸いです。

(公開開始:平成17(2006)年2月7日)

「樺太日和」を公開するにあたって

まず考えたことは、当コンテンツをご覧になった方が、樺太を「懐かしい」と感じてくださるような内容にしたい、ということでした。
日本統治下の樺太を実際にご存じの方はもちろん、そうでない方にも、樺太を懐かしく感じていただけるような、そんな内容にしたいと考えております。

なお、ここでいう「懐かしい」という気持ちは、ただ徒に過去を振り返ることではありません。
かつてそこに暮らした人々、その場所を愛した人々がいた。
その人々の思いが受け継がれ、今も息づいている。
それゆえに生まれる感情、それが、「懐かしい」という気持ちである、と捉えております。
ですから、樺太日和の懐かしさは、常に現在進行形です。

もう一つ考えたのは「『悪者』を作らない」ということでした。
樺太が日本の統治から離れ、すでに60年の歳月が過ぎました。私を含めた多くの人々にとっては、これは歴史の中の出来事と言えます。
過去の歴史を振り返るとき、まず特定の対立を設定し、その視点から出来事の意義を判断する、という立場がしばしば見られます。
例えば、「有色人種、対、白人」「資本主義、対、共産主義」「庶民、対、権力者」等々…
しかし、このような考え方がどれほどの争いを生み、そしてどれほどの悲劇をもたらしたかは、それこそ歴史を見れば明らかでしょう。
この場所には、そのようなことは持ち込みたくありません。ですから、特定の悪者を作り上げて、対立を煽るようなことは決してすまい、と決めました。

そして、もっとも大切にしたいと考えているのが、ご覧になった方が「楽しい」と感じてくださるコンテンツにしたいということです。
樺太について調べている時、あるウェブサイトで、敷香から引き揚げてこられた方の、次のような言葉を目にしました。
「二度と敷香には行きたくない」
心が痛みました。
故郷は、多かれ少なかれ誰もが懐かしく想うはずです。それなのに…
戦争体験を語り継ぐことは、もちろん大切な事です。でも、それだけでは、樺太は「悲劇の島」になってしまいます。
もしも、自分の故郷が、悲劇の舞台としてしか語られなかったら…
私には、それは悲し過ぎることに思えました。
私は、楽しい樺太のページを作ろうと決心しました。
ですから、当コンテンツでは、樺太での生活の中の楽しい、嬉しい出来事を、積極的に紹介してゆきたいと考えております。

最後に、私は文章、写真の中でしか樺太を知りません。ですから、このコンテンツの内容も、実際にそれらを知る方々からご覧になれば、的外れに思われる場合が多々あるものと思います。
コンテンツの内容について気になる点がありましたら、是非ともご意見、ご批判をお聞かせ下さい。また、明らかな事実誤認等がありましたら、どうかご教示下さい。
このコンテンツが、ほんのわずかでも、樺太を懐かしむ気持ちを伝えてゆくお手伝いになれば、私にとって望外の喜びです。

また、現在サハリンに住んでいるロシアの方にも、当コンテンツをご覧になり、樺太のことを知っていただければ幸いです。そして、樺太に「懐かしさ」を感じていただければ、これに勝る喜びはありません。
残念ながら現在は日本語のみの対応ですが、ご意見、ご感想等も歓迎いたします。
どうか、よろしくお願いいたします。

表現について

当コンテンツでの表現に関する考え方です。

参考資料・文献

当コンテンツでは、記述内容の根拠について、脚注などの形で、できる限り示してゆきたいと考えております。
これには、いくつかの理由があります。
まず、当サイトの内容について、ご覧になった方が疑問を感じられたり、より詳しく知りたいと思われたりした場合、さらなる情報を得るための一助となりたいと考えたからです。また、明らかな誤りや根拠のない噂を記すことを避け、樺太についての正しい情報を提供してゆきたいという考えからでもあります。
さらに、時代の変化を越えて現在まで残ってきた史料や、それを調査して文献を記した方々の努力に対する敬意を表したいとの思いからも、その名前を記しておきたいと考えました。
脚注による出典の表示を、繁雑で、快適な閲覧の妨げになると感じられる方もいらっしゃるかもしれません。脚注はあくまで参考のために示したものですから、一々参照しなくても、内容を読み進めることに不都合はありません。どうかご理解くださいますよう、お願いいたします。
今後とも、できる限り快適にご覧いただけるよう心がけてサイト作成をしてゆきたいと考えております。お気付きの点などお聞かせいただければ幸いです。

参考資料・文献については、こちらのページをご覧下さい。

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リンクについて

当コンテンツへのリンクについては、こちらをご覧下さい。

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